電気の配線の仕方 旧車バイク 
電気の流れは機械の歯車と一緒です

電気の配線の仕方

 

旧車の電気の配線は簡単です。

5系統に分けて図面をひけば理解できます。

中期のバイクは生産や効率を考え

複雑な配線図になっていますが

考え方、導通、確認の

方法は一緒です。

 

・充電系

・発電系

・点火系

ウインカー

・ライト

・セルスターター ソレノイド系統 (※セルのあるモデル)

 

私の場合はマイナスアースとイギリス系プラスアースの

理解でしばらく悩みました

 

旧車の配線は経年劣化で短絡(たんらく)

していることが多いです。

そのまま整備していると折れたりしますので、

新品の配線に交換してしまうのが一番です。

自分の作業した配線が一番わかりやすいはずです。

短絡(たんらく)

配線切れのことです

 

良くあるのが古いバイクが調子悪くなって
ライトが付かないメインキーの電源がどこかで
短絡している等です。
アースが腐食している場合もあります。

 

旧車の配線はボロボロになっていれば

信用せずすぐに交換するのが

一番早いです。

 

通常の旧車の配線

 

通常旧車の配線はボディーアースに

なっていることが多いです。

 

つまりバッテリーの端子の

マイナスがバイクのフレームに

直接つながっています。

 

入り口と出口を考えれば一目瞭然です。
ウィンカーの配線
ウィンカーの配線
ちなみにこのような配線図です
ハーレーの配線図
(古いハーレーのマニュアル本より)
ごちゃごちゃしていると思いますが、
一系統ずつ分ければかんたんです。
一系統ずつ機械の歯車のように考えるのです。

ヒューズ

まずバッテリーのプラス端子のすぐ後に

ヒューズを取付けましょう。

一つでもかまいませんが、

ライト系、発電系、ウインカー系には

付けていた方が安心です。

 

異常時に配線が燃えるのを防ぎます。

ヒューズボックス

[affi id=37] [affi id=38]
バイク用はセルスターター無しで
大体が15Aです。

充電系 発電系

バッテリーを充電する装置です。
エンジンに歯車があり
その動力で
オルタネーター ジェネレレーター
回され発電しバッテリーに充電されます。
発電された後の端子はバッテリーの
プラスに接続されますが
そのままの電気では
交流から直流に整流しないと
充電できないので
レギュレターを通して
バッテリーに充電されます。
レギュレター レクチファイヤーとも呼ばれます
電気を整流する装置
古いバイクでは
セレン整流器が使われたりします。
セレン整流器
溜まりすぎた電気を熱で放電するシステムセレン整流器
マイナス端子はボディーアースです。

発電 点火系

コイルに電気が通る箇所は

ジェネレーター端子から

コイル(プラグに火花を出す装置)

に接続されます。

 

※中にはバッテリーから直接の

モデルもあります。

 

そのままですと常に電気が通り

適切な火花が飛びませんので

コイルの片方の端子は

ポイント モジュール
電気を適切なタイミングで点火したり
止めるめたりする装置

に接続されます。

 

コイルからプラグに

接続されますので

アースはプラグになります。

エンジンストップスイッチがあるモデルは
この間に設置されることが多いです。

ウインカー

バッテリーのプラスから

ウインカーリレーを通して

ウインカーのスイッチから

ウインカーの電球へ

ウインカーのマイナス端子は

ボディーアースです。

 

ウインカーの配線

ウインカーリレー(フラッシャーリレー)
電気が通ると定期的に
カチカチと動作する装置です
[affi id=39]

 

ライト

ライトへはバッテリーのプラス端子

からの配線が多いです

 

プラスの内線からライトスイッチを通して

ライトに配線されます。

ハイ ロービームのきりかえは

ライト内から配線され

ハンドルのスイッチに設置されます。

 

最終的にライトから

ボディーアースに配線されます。

 

スピードメーターライト

タコメーターライトも

ライトスイッチから

接続されています。

 

テールランプ

夜間に点灯する

テールランプはライトスイッチから

後ろのテールランプに接続されます

 

テールランプのアースは

ボディーアースに接続されます。

 

ストップランプ

ストップランプは

バイクが動いているときに

メインのプラス配線に配線内で

常に電気が流れている状態です。

 

ストップランプは

バッテリーのプラス端子から

フロントブレーキ リヤーブレーキに

接続されます。

 

フロントブレーキ リヤーブレーキを踏むと

スイッチが入り導通して

リヤのストップランプが点灯します。

 

リヤブレーキランプのアースは

ボディーアースに接続されます。

 

ホーンスイッチ

ホーンスイッチはストップランプの

常に電気が流れているプラス側配線に

設置されることが多いです。

 

ホーンスイッチのアースは

ボディーアースに接続されます。

オイルランプスイッチ

オイルランプスイッチは

メインスイッチのプラスから

オイルランプに接続された後

オイルランプに接続されています。

 

オイルランプスイッチのアースは

ボディーアースに接続されます。

セルスターター ソレノイド系統

セルスターターのあるモデルは

バッテリーのプラス端子から

ハンドルのスイッチを通して

セルスターターに接続されます。

 

セルスターターの配線は

間違えると火災になる恐れがありますので

充分に気をつけましょう。

 

セルスターターのアースは

ボディアースです。

もう少しやさしくしりたいかた

 

こちらには電気のことについて

やさしく記載しています。

 

順を追ってゆけば正しく理解できます。

電気のきそちしき

電気の流れは機械の歯車と一緒です

大げさかもしれませんが、電験を持っておけば
電気の流れも機械の歯車と同じように
捉えることができます。

配線の処理

配線の処理はギボシ端子を

使いがちですが

確実なところは

ハンダ付け処理をしましょう。

[affi id=35]

 

バイクは振動が激しいですから

ギボシ端子のビニールカバーが

こすれたり、削れ突然、短絡

ショート(ヒューズが飛ぶ)

恐れがあります。

 

また配線がわからなくなるため

ターミナルを設置した方が

トラブルの時、原因の経路をつきとめやすいです。

[affi id=36]

どうしても自分で
修理不可能とお思いでしたら
迷わず修理屋さんにお願いしましょう。

一番ラクです。
[affi id=48]

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