アーク溶接とろう付けの違い
接合面の違い
アーク溶接とろう付けは
基本的に接合の状態が違います
アーク溶接 ろう付けには母材に開先をつけます
開先
開先とは溶接、ろう付けの時に
事前に母材同士にすきまをつけておく事です。
削ったり、開けて調整します。
アーク溶接の開先

アーク溶接の開先
上の方は広く下の方は狭いという状態です。
ろう付けの開先
ろう付けの母材の隙間は
アーク溶接の開先よりも狭い

ろう付けの開先
アーク溶接の場合と異なり
隙間、開先が狭いです。
ろう付けができない
ろう付けの開先の場合
母材をろうの融点以上に温めないと
ろうが付きません。
試しに以下の状態で温めずに
ろうを垂らすと接合面には全く
くっつきません。

ろう付けの開先
ろう付けは母材を温めることが重要です
母材をろうの融点より温めることが重要です。
ぬれが大切
この様な状態をろうが母材に【ぬれた】という。
👇詳しくはこちらをご覧下さい👇 ろうが付かない理由
つまり、母材をろうが溶ける温度に 熱しないとろうがつきません。
と言うことです。
引用(はじめてのろう付け/恩澤忠夫・松 恩澤忠夫 著)
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