ろう付けでエイリアン
弊社の修理で来るエイリアン
この形です。
↓通常 弊社はこの製品を扱っています↓

弊社の扱っている器頭112度
普段使っている製品と違い
やりにくいので
形がエイリアンの頭に似ていることから
勝手に”エイリアン”の器頭と呼んでいます。
弊社では扱っていません
ろう付けにはひと手間必要です
この”エイリアン”の器頭ろう付けには
ひと手間必要です。
今回パイプが折れてしまっていたので
交換となりましたが、
パイプの差し込みが5mmくらいしかありません。
角度が急すぎます
しかも穴が真っすぐに開いていないので
真っすぐに取り付けようとすると角度が
急すぎて補強の銀ろうを
取り付けるときに
バイスで曲げられません。
差し込みが5mmしかないので
バイスで曲げるときに
器頭から高圧パイプが外れてしまいます。
パイプを事前に曲げる作業が必要
パイプを事前に曲げる作業が必要となります。
事前にパイプをあぶって曲げます
曲げておきます。
このガスバーナーはロングなので
混合パイプと高圧パイプの間に
つなぎのろう付けをしなければなりませんが
事前に曲げておけば
つなぎのろう付けにも楽勝です
混合パイプと高圧パイプの間に
つなぎの加工をします
注意点
増えてとてもうれしく思います。
取り付け深さが5mmくらいしかないので
ろう付けの時に温めすぎると
高圧のパイプの中に銀ろうが流れ込んでしまいます。
高圧パイプが器頭の中で
銀ろうで埋まってしまうからです。
そうなると
器頭をガスバーナーであぶって
銀ろう付けを外さないといけませんが、
ろう付けした後、まだ冷めていないうちに
すぐに高圧パイプの中に
エアコンプレッサーの空気を
シュゥゥゥーッと流し込むと
余分な銀ろうが飛んでくれます。
コンプレッサーのエアが強いと
ろう付けも一緒に飛んでしまう場合があります。
ガス漏れ点検方法
動画の【3:22 ガス漏れ確認】から点検方法がみられます。
流石エイリアンをやっつけるには考えが必要です
非常にマニアックで申し訳ありません。
無事に修理完了いたしました。

