酸素ゲージ 圧力調整器 修理の手順
酸素ゲージ 見方
酸素ゲージが壊れて困ったことはありませんか?
例えばメーターが動かない
メーターの針が変な方向を指している
どこからか酸素が漏れている。
酸素が漏れてシューシュー音がしている。
圧力が上がらない。
酸素が出ない。
逆火防止器の解除がわからない。
そんな悩みはありませんか?
これは私の生徒さんの作品です
整備の方法を覚えましょう
酸素ゲージは仕組み、整備の仕方を学べば
誰でも修理できます。
実際は相当に熟知してから始めて下さい。
※万が一の場合は自己責任になります。
知識が無い家に始めないで下さい。
弊社へご連絡下さい。
道具:
旋盤、ボール盤、コンプレッサー、
作業台、万力、その他細かい工具が
大丈夫でしょう。
何度か挑戦して覚えてしまえば
ガスバーナー、ガスゲージの整備、修理を
教えてくれるところは
それほど存在していないのが現状です。
情報発信をしております。
酸素ゲージの修理は基本的に全分解いたします
手順
- 状態の確認(破損箇所があるかどうか)
(メーターの針が0を指しているか) - 上部蓋はしっかり閉まっているか
- アポロコック、逆火防止器は付いていているか
(足ネジにパッキンがついているか)
外観で緩んでいるところは
事前に工具で締め直してください。
上記を確認した上で安全と判断したら
周りに火の元が無いかも充分に確認して下さい。
酸素ビンに取付けたあとの確認
1.酸素ビンを取付けたら足ネジのソケットを締めます。
(力を入れすぎるとネジが壊れますので
馬鹿力で締め付けないようにして下さい。)
2.酸素ビンのコックをできるだけゆっくり開けて下さい。
(急激にあけると酸素ゲージが壊れるか、
逆火防止器が作動してしまいます。)
針が上がり切った所を確認してから
酸素ビンのコックを全開にしましょう。
3. 1次側のメーターの針が上がったところで
アポロコックにホース差しを付けて酸素の出方を確認して下さい。
4.酸素が出るようでしたらホース差しを抜いて
2次側のメーターの針を5気圧くらいまで上げてください。
(酸素ゲージ内に圧力をかけて検査します。)
5.その状態で石けん水を
まんべんなく継ぎ目に塗ってください。
気泡の出方の確認
・暫く立って2次側のメーターの針がどんどん上がってくるようでしたら
内部の圧力弁の不良が考えられます。
不良を確認が出来たら、まずその箇所の修理、修正をして、
また酸素ビンを取付けて確認しましょう。
各部品の締め付け方は慎重に行って下さい。
(不安な用でしたら事故になります、分解しないでください。)
たとえて言うならネジを痛めない力加減で
締めると言うことが肝心です。
部品は細かいので紛失しないような配慮が必要です。
通常の動作が確認出来れば検査OKです。
よくあるまちがい
内圧が高まらないように
圧力を逃がしています。
※2股カプラでお二人でガスを使用するときに見受けられます。
酸素ゲージの圧力のかけ方
- 1.0MPa以上2次側を回して圧力をかけて安全弁から酸素が漏れるのは正常です。
そのような設計になっております。 - 酸素ゲージは1.0MPaも圧力はかけないでください。
- どうしても1.0MPa以上圧力をかけたい場合は専用の酸素ゲージが
売っていますのでそちらをご使用ください。
最大0.9mpa程度で使用してください。
1.0MPa以上で使用するのは誤りです。
↓どうしても圧力を上げたい方はこちらをご使用ください↓
まとめ
部品は交換すればほとんど直りますが、
逐一、新品部品に交換すると
交換すればするほど修理の値段が高額になります。
出来れば加工して修理する方が賢明と思います。
内部の部品は製品ごとに異なりますので
異なっている場合があります。)
どうしても無い部品は現在支給されている
部品を加工して使用することもあります。
ブルドン管の理解が必要です
※酸素ゲージのメーターの修正は
ブルドン管の仕組みを
熟知していないと難しいかもしれません。
酸素ゲージの部品構成
足ネジ、安全弁、圧力弁(ケレップ)、
酸素ゲージとアセチレンゲージ部品構成の違い
順番に覚えていけば迷うことはありません。
逆火防止器ですら分解整備することも可能です。
酸素ゲージのメーターの修正もお伝えできます。
部品供給も日本国内であれば充実しています。
(実用品なので、あまりにも
年代が古い部品は無いかもしれません。)
完全に直すことが出来れば
あなただけの技術となります。
経験と要領さえわかっていれば短時間で
修理することも出来ます。
火がおかしくて作業が進められないと言う声は
多く聞きます。
内部構造を知っていれば現場で
突然の不良に焦ることも無く、
万が一の場合にも落ち着いて
対処出来ると思いませんか?
ガスバーナーに関しても
現場現場によって仕様を変更することも
簡単に対処できると思います。
昔は師弟制度で覚えるのに苦労した、
あまりにも厳しくて続けられなかった
そんな先輩方の声を多く聞きました。
弊社では昔ながらの方法では無く
現代の安全な方法での整備を広めようと思います。
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