酸素ゲージ 圧力調整器の故障
工場、工事現場で酸素ゲージの使用をしてると、
突然、酸素ゲージの針の上がり方がおかしい時があります。
突然ですから、皆さん慌てますね。
酸素ゲージ の故障の症例
- 針の位置が0にならない
- 酸素の吹き出しが悪い
- 調整メーターの圧力の上がり方が【もわーっ】とゆっくりになる。
酸素ゲージ 調子が悪い原因
これらは【ほこり】が原因かもしれません。
分解してみると酸素のバルブを調整する
バルブに沢山のほこりが詰まっていることがあります。
こうなると圧力の調整が上手くいきません。
酸素ゲージ は呼吸する
酸素ゲージは呼吸しています。
酸素びんと密閉した空間だと思われているかもしれせん。
大体補填している酸素ビンは130~150mpa位だと思います。
問題は取り付け、取り外しの時です。
取り外しの時にほこりを吸い込む
・ビン取り付け足ネジの6角ナットの緩みから
酸素ゲージ内圧が低くなったときほこりを吸い込みます。
・酸素ゲージの内部にはメッシュのフィルターもありますが、
ほこりっぽい場所で取り外しを頻繁に行うと、
フィルターも対処できません。
内部の酸素の弁(ケレップ)にほこりが溜まった状態で
開け閉めしていると、傷がつきます。
多くの症状がここにあります。
対策
ほこりが多い現場でしたら、
まず酸素をゲージ内に充填して、
7mpa位で、からぶかししてみましょう。
出来れば、就業前、終業後に行いましょう。
こうしたことで、酸素ゲージの寿命が伸びると思います。