サンドブラストマシン修理 と エアコンプレッサー修理 - コンプレッサー修理 オーダーメイド復刻部品製造 ガス切断器 CAD製図 / 東京都 江戸川区 藤井商店

サンドブラストマシン修理 と エアコンプレッサー修理

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サンドブラストマシンの修理記録

お客さまからの相談

その日の朝、いつものように会社の席にすわると、
電話が鳴っていた。

受話器を取ると、江戸切子の老舗から連絡だった。

声の主は、代々続く伝統工芸の職人さんで、
普段は落ち着いた口調の方なのだが、

今日はどこか困惑した様子が伝わってきた。

「サンドブラストマシンから水が出てしまって困っているんです」

ぼくは即座に状況を把握しようと詳しく話を聞いた。

そして、すぐさま工房に向かった。

「一昨日あたりからおかしいんですよ。細かい模様がどうしてもにじんでしまって…」

そう言って、職人さんは加工中のグラスを見せてくれた。
確かに、通常ならシャープなはずのカットラインが微妙にぼやけていた。

江戸切子という繊細な技術を要する工芸において、
サンドブラストマシンがどの工程で使用されているのかは
正確にはわからなかったが、
恐らくガラス表面の加工や模様付けの下準備、
もしくは最終的な仕上げ工程で使用されているのだろう。

お客さまの話によると、
サンドブラストに水が混じることで、
仕上がりが著しく悪くなってしまうとのことだった。
これは確かに深刻な問題だ。

サンドブラストは本来、乾燥した研磨材を高圧で吹き付けることで
表面処理を行う技術であり、そこに水分が混入すると、
研磨材が固まってしまったり、
均一な加工ができなくなったりする。

特に江戸切子のような精密な作業では、
わずかな品質の低下も許されない。

梅雨時期特有の問題

電話を切った後、ぼくは窓の外を見た。
6月の梅雨の時期らしく、どんよりとした雲が空を覆い、
湿った空気が充満していた。

この時期になると、
こうした水分関連のトラブルが増加する傾向にある。

梅雨時期の湿度の高さは、
エアコンプレッサーにとって大敵だ。

サンドブラストマシンから水が出る原因とは?

サンドブラストマシンから水が出てしまうトラブルは、
特に梅雨時期に多発する問題です。

本来乾燥した研磨材を高圧で噴射する装置である
サンドブラストマシンに水分が混入すると、
作業品質の大幅な低下を招きます。

コンプレッサーは大気中の空気を吸い込んで圧縮するが、
湿度の高い空気を圧縮すると、
温度変化により水蒸気が凝結して液体の水となる。

この水分がエアタンク内に蓄積され、
最終的にはエア配管を通じて
サンドブラストマシンにまで到達してしまうのだ。

通常であれば、ドレントラップという水分除去装置が
この問題を解決するはずなのだが、
長期間のメンテナンス不足や、
想定以上の水分量により、
その機能が低下してしまうことがある。
今回のケースも、恐らくそうした要因が重なった結果だろう。

梅雨時期に水分トラブルが増加する理由

湿度がエアコンプレッサーに与える影響

6月から7月にかけての梅雨時期は、
大気中の湿度が90%を超えることも珍しくありません。

エアコンプレッサーは周囲の空気を吸い込んで圧縮しますが、
湿度の高い空気を圧縮する過程で以下の現象が発生します:

  1. 圧縮による温度上昇:空気が圧縮されると温度が上昇
  2. 冷却による結露:圧縮後の冷却過程で水蒸気が液化
  3. エアタンク内への水分蓄積:結露した水分がタンク底部に溜まる
  4. 配管系統への水分流入:蓄積した水分が配管を通じて末端機器へ到達

ドレントラップの重要性

ドレントラップは、圧縮空気から水分を除去する重要な装置です。
しかし、以下の要因により機能が低下することがあります
  • 長期間のメンテナンス不足
  • 想定を超える水分量の処理
  • 内部部品の劣化や詰まり
  • 不適切な設置や配管

現場への出動

翌日の朝、工具箱と交換部品を車に積み込んで、
お客さまの工房へ向かった。
江戸切子の工房は、下町の伝統的な建物の中にあり、
入り口からは職人さんたちの集中した作業音が聞こえてきた。

案内されて奥の作業場に入ると、
問題のサンドブラストマシンがあった。

機械の周りには、細かなガラスの粉末が散らばっており、
普段はここで精密な加工作業が行われていることがうかがえた。
お客さまに詳しい症状を聞きながら、ぼくは機械の状態を目視で確認した。
確かに、エアラインの一部に水滴が付着しており、
ドレントラップ周辺も湿っている様子が見て取れた。

診断と原因究明

まず、システム全体の圧力を確認し、
各部の接続状況をチェックした。
エアコンプレッサーからサンドブラストマシンまでの配管系統を辿りながら、
どこで水分が混入しているのかを特定する必要があった。

ドレントラップを確認してみると、
内部に相当量の汚れと水分が蓄積されていることがわかった。
本来であれば定期的に排水され、
清浄に保たれるべき部分が、
長期間のメンテナンス不足により
機能を果たしていない状態だった。

サンドブラスト ドレントラップの水たまり

さらに、エアコンプレッサー本体の
エアタンクドレン部分もチェックしたところ、
こちらも詰まりが発生していることが判明した。

タンク底部に溜まった水分が適切に排出されず、
結果として配管系統全体に水分が回ってしまっていたのだ。

修理作業の開始

ドレントラップのオーバーホール

修理作業は、まずドレントラップの完全なオーバーホールから始めた。

ネジの確認

機械を安全に停止し、配管から取り外した後、
作業台の上で慎重に分解作業を進めた。

ネジの確認はしなければならない

  • ドレントラップの取り付けねじはW3/4。
  • ドレントラップ以下のネジはW1/4。

内部には予想以上の汚れが蓄積されており、
金属部品には腐食の兆候も見られた。
これらの部品を一つ一つ取り出し、
パーツクリーナーを使用して丁寧に洗浄していく。
特に細かな通路部分は、
専用のブラシを使って入念に清掃した。

パーツクリーナーで大まかな汚れを除去した後は、
水を使ってさらに細かな残留物を洗い流した。
各部品が完全にきれいになったことを確認してから、
乾燥させる。この乾燥工程も重要で、
水分が残っていると組み立て後に
再び問題が発生する可能性があるからだ。

清掃が完了した部品を順番に組み立て直し、
配管への取り付けを行った。
この際、シール材やガスケット類は新品に交換し、
将来的なトラブルを防ぐようにした。

こうして無事にドレントラップは元通りに取付けられた。

ドレントラップ 元通りに取付け

コンプレッサーのエアタンクドレン清掃

次に、エアコンプレッサーのエアタンクドレン部分の清掃に取りかかった。
この部分の詰まりは、単純な清掃では解決できないことが多い。

ぼくは高圧洗浄機を用意し、
コンプレッサーのドレン部から内部に高圧空気を注入した。

この方法により、タンク内部に蓄積された汚れや異物を圧力で押し出すことができる。
作業中は、排出される水の色や含まれる異物の状況を注意深く観察し、
清浄になるまで繰り返し洗浄を行った。

内部洗浄が完了した後は、圧縮エアを使用してタンク内部の水分を完全に除去した。
この工程を怠ると、せっかく清掃しても再び水分が蓄積される原因となってしまう。

動作確認と調整

すべての修理作業が完了した後、
システム全体の動作確認を行った。
エアコンプレッサーを起動し、
段階的に圧力を上げながら、各部に異常がないかをチェックした。

ドレントラップの動作も正常で、
水分が適切に分離・除去されていることを確認できた。
サンドブラストマシンからのエア出力も、
以前の水分混入は完全に解消されており、
乾燥した清浄なエアが供給されている。

お客さまにも実際に機械を動作させていただき、
以前の問題が解決されたことを確認してもらった。
江戸切子の繊細な作業に支障をきたすことなく、
再び正常に使用できる状態となった。

梅雨と設備メンテナンスの関係

今回の修理は、たまたま水漏れが起きたから対応できた。
でも、こうした事例はあちこちの現場で起きている。

とくに梅雨は、目に見えない湿気がトラブルの引き金になる。
湿気の多い時期には、毎日の排水チェック、
週1回のドレン清掃、月1回の内部点検など、
ちょっとした手間が大切だ。

必要なら、エアドライヤーや除湿器を導入して、
作業環境そのものの湿度もコントロールすべきだと思ので、
今回はエアドライヤーを購入して頂いた。

ぼくが現場で見てきた多くのトラブルは、

  • 「メンテナンスを忘れていた」
  • 「少し面倒で後回しにした」

という小さな判断から起きていた。

今回の故障の原因

今回は2つの事象によりサンドブラストマシンの
不調がおきていた。

  • サンドブラストマシンのドレントラップの汚れ
  • エアコンプレッサーのドレン詰まり

 


今後のメンテナンスについて

修理完了後、お客さまには今後の
予防的メンテナンスについてもアドバイスさせていただいた。

特に梅雨時期には、ドレントラップからの排水を頻繁に確認し、
エアコンプレッサーのタンクドレンも
定期的に実施することの重要性を説明した。
また、湿度の高い日には作業前後に機械の状態をチェックし、
異常を感じたら早めに連絡をいただくようお願いした。
伝統工芸という貴重な技術を支える設備として、
これからも安定した稼働を維持していけるよう、
継続的なサポートを約束した。

こうして、江戸切子の職人さんたちが再び安心して
作業に集中できる環境を取り戻すことができた。

梅雨の湿気という自然現象に立ち向かいながら、
伝統技術を支える縁の下の力持ちとしての役割を果たせたことに、
ぼくは深い満足感を覚えた。

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