(`ε´) 「火が出ない!?バルブが壊れた!?逆火した!?」
その原因、もしかしたら間違った使い方かもしれません。
江戸川区で修理専門業を営む藤井商店では、
ガス切断器の修理に10年以上携わってきたプロが、
日々現場で起きるトラブルと向き合い、
その根本原因を突き止めてきました。
ガス切断器を購入するときは、必ず値段の高い物を選んでください。
安い物はすぐに壊れやすい構造になっており、結果的に事故や買い替えコストの原因になります。
👇こんなの買っちゃダメです👇
※火口も国産の物に合いません
また、切断でできたノロ(酸化皮膜や溶けた鉄)は、ガス切断器で叩かないでください。
衝撃で火口・器頭・吸込み管・パイプがすぐに損傷し、内部にダメージが及びます。
👇これでノロはたたき落とすんです👇
さらに、自分で修理しようとしないでください。
ガス機器の構造と安全性を理解していないと、かえって破損や事故を招きます。
あなたに修理はできません。必ず専門の業者にご相談ください。
特に混合針(ミキシングニードル)は1000分の1の精度で仕上げられています。
あなたがバルブを力任せに締めるだけで、たった一度で破損してしまいます。
この事実を知らない人が多すぎて、現場で驚くことが頻繁にあります。
修理を依頼する際に値切ったり、
「新品より高い」などとクレームをつける方は、最初から安価なものを購入してください。
私は修理に心血を注いでいます。
新品の値段と、私が積み上げた技術料はまったく別の問題です。
※あまりしつこい人は出禁にしています。

家では出入り禁止です
この記事では、YouTubeで15分間のボリュームで解説した内容をもとに、
現場で頻発する“切断器トラブル”の真相に迫ります。
👇ユーチューブで公開中です👇
ガス切断器トラブルの主原因は「逆火」だった
切断中に「パンッ!」という破裂音とともに炎が戻る現象、それが“逆火”です。
逆火は、以下のような重大なダメージを招く可能性があります:
逆火を頻繁に続けると修理代が高額になります。
慣れてきた人はバルブを閉める手順を間違えたときに大逆火を起します。
- 火口内部のOリング損傷
- 吸込み管の変形・破裂
- バルブ内部の熱変性
- 炎が戻り、最悪の場合は本体内部の溶解
一度でも大きな逆火を経験したガス切断器は、
見た目は正常でも内部が深刻に破損している可能性があります。
逆火による「火が出ない」「酸素の流れがおかしい」などの症状は、決して珍しくありません。
バルブの開く方向、とじる方向
パーツ別・壊れやすい箇所とその対策
火口(ノズル)
役割:炎を安定して出す部位。先端の汚れや焦げ付きは、炎の形状に大きく影響します。
壊れやすいポイント:
- 鉄粉やスパッタの付着
- 穴の変形
- 逆火による先端溶損
👇専用のガスライター👇
混合バルブ
役割:酸素と燃料ガスの適切な混合を行う要。
1000/1の精度で仕上げられています。
一度傷が入ったら逆火しやすくなります。
壊れやすいポイント:
- 一番の原因は締めすぎです。
- 逆火による内部パッキンの損傷
- 内部バルブの固着・空転
高圧バルブ・燃料バルブ
役割:供給されるガスの圧力を制御します。
壊れやすいポイント:
- Oリング劣化
- ガス漏れ
- 手応えが軽すぎる・重すぎる異常
ガスバルブ
役割:供給されるガスの圧力を制御します。
壊れやすいポイント:
- Oリング劣化
- ガス漏れ
- 手応えが軽すぎる・重すぎる異常
吸込み管(ミキシングチューブ)
役割:酸素とガスを混ぜて火口に送る通路
壊れやすいポイント:
- 逆火による膨張や破裂
- 内部にすすが詰まる
- 穴が空いたらそのガス切断器は使えません。
※上手い、下手が顕著に出る箇所です。
なぜ安価なガス切断器は危険なのか?
ホームセンター、量販店などで安価に入手できる切断器。
しかし、それらの多くは素材・加工・構造に妥協が多く、以下のような問題があります:
- 耐熱性能の低さ
- バルブ精度の粗さ
- 火口と吸込み管の密着性の悪さ
- 最初からこわれやすいように製造されている。
プロの現場で使用するには耐久性・安全性に欠け、
逆火によって一発で使い物にならなくなる例も少なくありません。
よくある誤解と正しい修理判断
-
- 「バルブがゆるい=壊れてる」と思って交換したら、実はOリング交換だけで直るケース ※自分で作業しないことです。
- 「火が出ない=火口詰まり」ではなく、実は吸込み管の変形だったケース
- 「中華製だから全部ダメ」はそのとおりで、素材自体、粗悪で全く修理に価しません。
※藤井商店以外でも修理は断られます。
建築現場経験が浅いと、つまらない誤解でムダな買い替えや事故を招いてしまいます。
👇最低でもこのくらいは買って下さい👇
ガス切断器を長持ちさせる5つのコツ
- 使用後はガスを完全遮断し、内部の圧力を抜く
- 火口は毎日点検・清掃。真鍮ブラシで軽く磨く
- 逆火防止器を正しく選び、定期的に交換する
- 吸込み管に水が入らないよう保管に注意
- 異常を感じたら自己判断せず、すぐに相談する
【動画解説】実物で学べる15分講座
YouTube動画では、実物を用いながら以下の内容を15分以上かけて徹底解説:
- 逆火の実例と発生メカニズム
- 各パーツの詳細な役割と点検方法
- 安物と高品質品の比較
- 修理ミスによるクレーム事例
- メンテナンスの実演
🔧 初心者からベテランまで必見の内容です。
▼動画はこちらから視聴できます: https://youtu.be/LUlV0teh1fU
江戸川区・藤井商店に相談しませんか?
藤井商店では、
- ガス切断器の修理
- オーダーメイド改造
- 安全パーツの販売
などを行っております。
江戸川区を拠点に全国から修理のご依頼を承っております。
安全第一の現場づくりのために、ぜひ一度ご相談ください。
📌 詳細・お問い合わせはこちら: https://fujiisyouten.com/
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ゲージ 圧力計 PF1/4 0.25MPa アセチレン LPゲージ用 ヤマト産業
低圧の圧力計は
良く壊れます。
圧力計が壊れたら
交換が必要です。
外径Φ60
厚み30
全体高さ90
スパナ差し込み角 14
PF1/4ですので
茶色いパッキンが
別に必要です。
※シールテープは不可です。
ご覧いただきありがとうございます。
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