自動車整備工場のエア配管に穴が空いた
僕がお世話になっている工場の配管に穴が開きました。
コンプレッサーの空気が通るパイプの穴です。
自動車整備工場のエア配管に穴が空いた場合の対応と注意点
自動車整備工場でよくある問題のひとつが、
エア配管の老朽化です。
今回は、ぼくが実際にお世話になっている工場で
発生したエア配管の穴空きについて、
その原因と対処法をお話します。
エア配管の重要性と老朽化の影響
エア配管は、コンプレッサーの空気の入力や出力に使われる重要な設備です。
ただし、年月が経つ間に、どうしても配管に老朽化が進んでしまいます。
古い施設でも管理されていれば問題ありませんが。
配管のつなぎにはシールテープや、接着剤が付いているので
経年劣化でシール性は失われてしまいます。
これが実際の配管です。
配管の周りにあて板をして
パテ埋めしていました。
ぼくもその方法で止めようと作業しましたが、
全くエア漏れが収まる気配がありません。
配管
工場はは古く昭和30年代の建物です。
ただ自動車工場であって、常に稼働しっぱなしなので
それほど建物に痛みはありません
エア漏れの原因と結露について
コンプレッサーを使う際、空気を圧縮する際に
どうしても水分が発生します。
さらに、圧縮した空気を貯める際にも
水分が出るため、結露が問題となることが多いです。
これらの老朽したエアパイプにより
水漏れや空気漏れが発生しやすくなります。
ホースバンドで圧着、その上に硬化剤を付けて様子を見ました。
エア配管の老朽化による問題点
- 水漏れや空気漏れの発生
- 結露の発生
- コンプレッサーが過剰に作動する
古い工場での配管交換の重要性
古いエア配管をそのまま使用すると、
空気が漏れてしまい、
コンプレッサーの無駄な稼働や効率低下が原因になります。
特に結露で水が溜まった配管は注意すべき点です。
パイプには通常の鉄管が使用されているので、
水が溜まりきったとこをには腐食して穴が空きます。
ぼくはこの問題をよく知っているので、
工場内のエア配管には
すぐに現代の対処をお勧め致します。
今は時代が異なり簡単に交換できる
ゴム配管が有利です。
できるゴム製のものを使用することをお勧めしています。
特に周りがフレキシブルナットになっているゴム配管は便利です。
配管修理の難しさ
今日、僕が依頼を受けた工場でも、
エア漏れが起こる場所で発生しました。
古い工場なので、
配管はしっかりと作業されていますが、
問題は「漏れた時」にもあります。
配管は通常は左回しにねじが切ってあります。
反対側も左に切ってあります。
片方を締めるとと反対側が緩んでしまいます。
作業者はこれを解決しなければなりません。
まとめ:エア配管の老朽化に対処する方法
ゴム製のフレキシブル配管を使う
すぐに交換できるものを選ぶことで、作業の効率が高まります。
空気漏れや漏れ水を早期に発見
定期的に点検し、早期発見して修理することが重要です。
結露の問題に注意することが出来ます。
コンプレッサー使用時の結露が配管内で問題があるために、
湿気対策が求められます。
古い工場であっても、
エア配管の老朽化を放置することは、
設備の効率を大きく下げる原因となります。
エア漏れ 配管図
あなたの工場でコンプレッサーの配管がある場合は
今の考え方でスレキシブル配管を考えた方が良さそうです。
またはそのほかの方法で配管をしなければなりません。
つづく
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