この記事でわかること

・安全弁の分解手順

・安全弁の調整方法

コンプレッサーを
しばらく使っていて
安全弁からエアが
吹き出した事はありませんか？

エアーが吹き出しているままだと
エアーが満タンにならず
モーターだけ回っている状況です。

中古のコンプレッサー購入時の注意点は

👇こちらをごらんください👇

【コンプレッサー購入の注意点】

コンプレッサーの圧力スイッチが
万が一こわれた時、
どんどんエアがタンクに溜まります。

ボルトを開けると
中にはスプリングと
チェックボールが入っています。
※安全弁の他の機種では、
チェックボールの代わりに
ゴム板のばあいもあります。

一旦分解したら、
パーツクリーナーで各部品を

掃除しましょう。

ボールが入るところには
Oリングが入っています。

Oリングが劣化していると
エアーが漏れる場合があります。

本体の中にボールが入ります。

上からコイルで押さえられている部品と
下からのシールの当たり面で
エアの圧力を制御します。

良く掃除したら組み立てです。

分解した順番に組んでいきましょう。

ここまできたら

コンプレッサー本体に安全弁を取付けます。

コンプレッサーにしっかり取付けたら

コンプレッサーを動作させます。

①コンプレッサーの圧力に応じて

圧力を上げます。

例えば
7気圧上限の場合は7気圧近くまで
10気圧上限の場合は10気圧近くまで
14気圧上限の場合は14気圧近くまで

圧力を上げます。

②ここの穴から空気が出てきます

③エアーが出なくなるまで
一番上のボルトを時計回りに
しめてゆきます。

④エアーが出なくなってから
半回転ほど余分にしめます。

①一番上のリングを引っ張って
圧力弁　安全弁がきいているか確認します。

②リングを引っ張らない状態で
穴からエアーが出ていないか
石けん水をつけ確認します。

圧力弁　安全弁自体に問題があります。

①チェックボールに傷がある

②ボールとの当たり面Oリングか、シールに傷がある

使えなくなったら

首を切られる、、、、

そんな時代です。

事故をまぬがれたとしても、

ケガの度合いによっては
しばらく仕事が
出来なくなる恐れもあります。

事故の傷の度合によっては従来の保険では

カバーできないこともザラです。