ガス切断 ガス切断 をする仕事 | ガス切断器 圧力調整器 コンプレッサー修理 東京都【藤井商店】

ガス切断 ガス切断 をする仕事

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ガス切断 ガス切断 をする仕事

ガス切断とは

ガス切断とは、ガスを使用して金属、鋼材を切断する切断方法です。
なんと100年以上の歴史がある切断方法です。

ガス溶接は、鉄と酸素の化学反応を利用して切断するため、「酸素切断」とも呼ばれています。

使用されるガスは、主に以下のガスです。

  • アセチレン
  • プロパンガス
  • 天然ガス
  • 水素(ハイドロ)

ガス切断の理屈

ガスで切断をする時は、
あらかじめ鋼材、母材の切断する部分を800〜900度程度に加熱しておきます。
熱した時に鉄は酸化(熔解)し始めて、
熱した箇所に火を当てながら
高純度の酸素を吹き付けると燃焼誘発して
鉄が液体(融解)になります。

酸化した鉄は、通常の鉄と比べて、熱して液体になる温度(融点)が低いため、
高純度の酸素を当てている部分だけが液体化します。
高純度の酸素が当たっているため、
固体の鉄と液体の鉄が接している部分(界面)でも燃焼が起こり、
次々に個体の鉄が燃焼して溶け出していきます。
高純度の酸素は、液体になった鉄を吹き飛ばす役割も兼ねていますので、
また新しい地肌が出てくるのです。

ここまでの一連の流れを火を当てながら繰り返して行うことにより
部材の切断ができるのです。
切断したい部材の構造全体には、
大きな影響を与えずに切りたい部分だけを溶かしきれるのです。

これはプラズマ切断機は電気溶接したときの
スパークした熱を利用して
酸素で吹き飛ばす事で鉄が切断されます。

↓この動画はアセチレンガスゲージ 修理方法です↓

事前に外観の点検をしましょう

1. 外部の損傷の確認

2.アセチレンガス ガットの固着を確認しましょう

3.メーターの動きを確認しましょう

外部の損傷の確認

各部ネジの締め付け、アポロコックの締め付けが緩んでいないか確認して下さい。

※緩んでいるとガスが漏れます。

アセチレンガス ビンとの付け根 ガットの締め付けを確認しましょう

締め付けがゆるいとそこからガスがもれます。

傷があるとナット(逆ネジ)をいくら締め付けても無駄です。

メーターの動きを確認しましょう

アセチレンガスのビンごと倒してしまったりして破損するのは
よく見かけます。

完全にメーターの外観が潰れてしまっていたら
残念ながら、そのメーターは諦めましょう。

アセチレンゲージのハンドルを開けてもいないのに
針が上がって行ってしまうのは
内部の圧力弁に損傷、又はほこりが詰まっている現象です。
※確認した次点で使用を中止してください。

最悪の場合ゲージが吹き飛びます。

修理の準備

現場では作業する場所がありませんので
作業をする場所を確保しましょう。

道具は石けん水、モンキーレンチですが
専用工具 旋盤、作業台、万力がある場所が望ましいです。

理解して欲しいこと

構造は大体同じです。

今回小池酸素のアセチレンゲージの整備を動画に上げましたが、
小池酸素 日酸TANAKA 千代田精機 ハンシン 阪口製作所
それぞれ中身のパーツが異なります。
足ネジ、内部ダイヤフラムの厚さ、大きさ、圧力弁の大きさ、材質
中で支えているバネの堅さ、大きさまで、それぞれ異なります。

またそれぞれのメーカーにあった治具を使わないと
分解すると元に戻らないケースが良くあります。
※分解方法も異なる場合があります。

今回上げた動画はある一面でしかありません。
参考程度にお考え下さい。

どうしても修理作業をやらなくてはならない場合
慎重に行って下さい。

アセチレンゲージ 修理動画の通り
分解、組み付け点検にはその都度
嫌になるくらいしつこく行っています。
石けん水で確認致しますが、
少しでも気泡が出たら
気泡が出なくする対処が必須です。

修理ではなるべくシールテープは使用しません。

シールテープは熱に弱い
環境によって劣化しやすいと言うことが理由です。

ガスを使用する現場では
どうしても熱にさらされます。

各部のネジの締め付けは
真鍮同士の擦れ合いを確認しながら
行っています。

修理する手順は教えてくれるところがなかなかありません。
お時間があれば、弊社のガスバーナー ガスゲージ修理講座
受講して頂くのが最適かと思います。

アセチレンゲージ 修理

今回動画にて大分、実際の作業に近い形で
ご紹介致しましたが、全く全てご紹介しているわけではないので
動画をご覧になったからと言って、
ご自身で出来ると思わないようにお願いします。
可燃性ガスですので、万が一事故になる場合があります。

まとめ

アセチレンゲージは解体作業現場で良く使用されています。
工場などのガス切断に良く使用しますね。

分解、修理作業は手順を覚えておけば
良いと思いませんか?

熟知しないまま作業すると
部品の組間違いが起こりやすいのです。

また組上げるときに細かい注意が必要なので
締め付けで部品を壊す時があります。

ダイヤフラムでさえ酸素用とアセチレン用とでは異なります。
圧力弁(ケレップ)も酸素用とアセチレンガスゲージ用とでは異なります。

順番に覚えていけば迷うことはありません。

逆火防止器ですら分解整備することも可能です。
アセチレンガスゲージのメーターの修正もお伝えできます。

技術を覚えれば修理業も開業可能です。
部品供給も日本国内であれば充実しています。
(実用品なので、あまりにも年代が古い部品は無いかもしれません。)

弊社では様々なメーカーの修理品が持ち込まれ
修理して提供しております。

完全に直すことが出来ればあなただけの技術となります。
経験と要領さえわかっていれば短時間で
修理することも出来ます。

火がおかしくて作業が進められないと言う声は
多く聞きます。
内部構造を知っていれば現場で突然の不良に焦ることも無く、
万が一の場合にも落ち着いて対処出来ると思いませんか?

ガスバーナーに関しても現場現場によって仕様を変更することも
簡単に対処できると思います。

昔は師弟制度で覚えるのに苦労した、
あまりにも厳しくて続けられなかった
そんな先輩方の声を多く聞きました。

弊社では昔ながらの方法では無く
現代の安全な方法での整備を広めようと思います。

下記ご参照下さい。

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