DIYで使用する銀ロウ 選び方
ホームセンターで買った銀ロウ
なぜ溶けないんだろう?
一瞬しか付かないなぁ?
そんな事を思った方はこちらをご覧ください。
銀ロウ付けで溶材を
選ぶときは線径や銀の含有率を見てみよう
ここではバーナーの火を利用した、
大気中で手作業で行う銀ロウロウ付けに関して
記載しております。
ロウ付けのメリット
「母材を溶かさない」
「隙間を埋める」
「異種金属接合に強い」
という特徴のある金属接合方法で
小さい部品(溶接だと溶けるから)
・細いパイプ
・薄い板
・穴を塞ぐ
・水や空気が漏れるとまずい品
・球の接合
・修理
・上から蓋をする
・2種類以上の金属部品接合
・複数に重ねた板を固定する
※これらはほんの一例で、まだまだ沢山の用途がある。
フラックスを付けてから温める
酸化被膜に注意する
最初に母材を良く磨きましょう。
酸化膜をロー付け前にフラックスで除去しないと、
ロウ材が母材とうまく付かないため、
ピンホール(気泡)や不具合につながる。
銀ロウ付けとは金属同士を酸化被膜させないため
フラックスを塗ることによって
接合面間に毛管作用で隙間にロウ材を染み込ませ、
隙間を完全に埋めて固めるという接合方法である
簡単に言うと金属同士を温めフラックスで
酸化させないようにして
銀ロウで埋めるという作業です。
こがして黒くなったところは酸化被膜になりますので
もう一度磨いて光らせてからろう付けします。
銀ロウの見分け方
例えばこれは線径1mm 銀の含有率35.1%となっている
これは線径0.8mm 銀の含有率40%となっている
通常は0.8mm~2.0mmを使用しています。
用途に合わせて使用を変えます。
銀ロウの金額は銀の含有率によります。
また線径の太さ、長さにによっても金額が異なります。
56%、72%というのもありますが、
早く溶け仕上がりも良いですがコストが高いです。
※72%になると水のように溶けます!!
まとめ
いくら良い材料と言っても
母材の温め方、フラックスの付け方
温めたタイミングできれいに仕上がりますので
慣れていない方はできるだけ
線形の細い材料 銀の含有率多い製品をおすすめいたします。
株式会社 大進工業所研究に規格表が
ありますのでJIS規格や含有率を参考にしてください。
http://www.daishin-lab.com/product/brazing01
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