ぼくは趣味で銅を集めて
インゴットを作るのが好きです。
銅線を集めていたある時
銀メッキの着いた銅線が
ある事に気づきなんとか取り出せないかと思い
調べてみました。
灰吹き方の要点(大きなあらすじ)
- 銅と鉛は溶解したときに混ざりにくい
- 銀と鉛は溶解したときに融合しやすい。
銀鉛(貴石)の融点
- 銀鉛(貴石)の融点は400度です。
温度差で分離させる。
灰吹き法による銀の精錬:要点解説
1. 原理:溶解温度の違いを利用した分離
灰吹き法は、銀と他の金属の融点の違いを利用して銀を抽出する方法です。
銀鉛鉱石(貴石)を加熱すると、
銀とよく混ざる鉛だけが溶け出し、
溶けにくい銅や他の不純物は分離されます。
2. 銀と鉛、銅の性質
銀と鉛は溶解した時に非常によく混ざり合います。
銅と鉛は溶解しても、水と油のように分離しやすく、混ざりにくいです。
銀鉛合金(貴石)の融点は約400℃と比較的低いです。
3. 灰吹き法の手順
- 焙焼: 銀鉛鉱石を空気中で加熱し、硫化物を酸化物に変えます。
- 灰吹き: 鉛と銀を溶かし出すために、炉の中で木炭などと混合して加熱します。
この時、酸化鉛は木炭の炭素と反応して還元され、金属鉛になります。 - 分離: 溶融した鉛は銀を溶かし込みながら炉の下部に流れ落ちます。
- この鉛と銀の合金を「粗銀」と呼びます。
- 精製: 粗銀から鉛を取り除くために、「灰吹き法」または「カップリング法」を用いてさらに精錬を行います。
4. 温度管理の重要性
灰吹き法では、適切な温度管理が重要です。温度が低すぎると鉛が十分に溶けず、
銀が抽出できません。
一方、温度が高すぎると他の不純物も溶け出し、
純度の低い銀になってしまいます。
5. まとめ
灰吹き法は、銀と鉛の融点の違いを利用した、
古くから伝わる銀の精錬方法です。
適切な温度管理と手順を守ることで、
高純度の銀を得ることができます。
実際にぼくがやった結果
なかなか上手くゆかず悩んでます、、、
#灰吹方
コンプレッサー部品
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