レリーズバルブ 仕組み
レリーズバルブは
設定圧力に到達した時に
圧縮機からタンク内への
配管内のエアーを逃がすものです。
再起動した時にスムースに圧力を上げるために
設置しています。
機械的な物です。
日立のコンプレッサーには
設置されていませんが、
設計の思想なので
詳しい事はメーカーにお聞きください。
レリーズバルブ付きのコンプレッサー
圧力停止点まで達すると、
圧力停止後、最後に
一瞬【プシュー】と言って
配管内のエアが自動で抜ける
装置です。
レリーズバルブが壊れると
再起動した時に重たるしく
まわります。
配管内のエアーが抜けていないので
負荷がかかっている状態です。
再起動時に負荷がかからないように
エアを逃がすという
設計になっています。
そのままにしておくと
モーターや圧縮機に負担が来て
壊れることになります。
レリーズバルブが壊れた時の症状
レリーズバルブが詰まった時の症状
1.圧力停止点まで達すると【プシュー】
とエアを逃がす音が聞こえません
ゴミで固着している状態です
2.いつまでも【プシュー】とエアを逃がす音が
聞こえ最悪レリーズバルブからの
エア漏れでコンプレッサーが
再起動してしまいます。
ゴミで壊れている状態です
再起動のサイクルが早くなり
通常より多くコンプレッサーが稼働しますので
コンプレッサーの寿命が短くなります。
壊れたらすぐに交換できる部品です
レリーズバルブはごみや劣化で壊れる部品です。
レリーズバルブ単体でも販売しています。
レリーズバルブ取り付けの注意点
古いイワタのコンプレッサーの圧力スイッチは
レリーズバルブが現在新品の交換部品異なり
逆さまについていることが多いです。
銅の配管が付いているので中間を切って
間にコンプレッサー用のホースをかませて
ホースバンドで止めるだけです。
古いコンプレッサーにレリーズバルブを取付ける
銅管がつぶれないように切ってください
これで逆向きになった
リレーズバルブが
取付けられます
圧力スイッチも同時に劣化します
古いイワタのコンプレッサーには
現在このタイプの
圧力スイッチが最適です。
配線
通常マグネットスイッチが
設置している場合
配線は2本だけです。
①と②にマグネットスイッチから伸びた
線を付けます。
三相200Vから取り付けの際は
植田製作所で解説しておりますので
↓こちらをご覧ください↓
共用部品
イワタはOEM生産しているので
バンザイ 明治
古いコンプレッサーは
メーカー名こそ違いますが
中身の製品はイワタです。
交換するときの注意
圧力スイッチ本体を交換するときは
必ずタンク内にたまったエアを抜いて
作業してください。
お客様のコンプレッサー不良の症状に
真剣にお答えしますので
出来ましたらご寄付をお願い致します。
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