やさしいガスバーナーの教科書 アポロコック編 プラグ編 | ガス切断器 圧力調整器 コンプレッサー修理 東京都【藤井商店】

やさしいガスバーナーの教科書 アポロコック編 プラグ編

お役立ち情報

ガスバーナー ガス切断機の名称は 覚えていただけましたでしょうか?

 

やさしいガスバーナーの教科書 切断ガスバーナーの各部品の名称を覚えましょう
ガスバーナーの教科書 ガスバーナーは 「ガス溶接技能講習」を受けて 学科試験に合格すれば 誰にでも取り扱いができます。 安全確認や重要なポイントは、 ガス取り扱い講習の教材に記載されているので そちらを参考にされてください。 名称を正確にお...

 

ガスバーナー ガス取付編

 

新品の時は
真鍮のホース差し込みカプラ(ねじ式)
が付属していますが、
工場などでガスバーナーとツインホースを
固定して使用する以外
工事現場への移動が多い作業は
ワンタッチカプラを使用したほうが便利です。

ガスコック

アポロコック【ワンタッチカプラ】

通り付け

1.酸素側 M16×1.5 (ガス山)

2.ガス側【逆ねじ】M16×1.5 (ガス山)
ナットに溝が入っているものは逆ねじと思ってください。

正ねじと思い左右間違った方法で 取り付けると破損の原因となります。

溝が入ったナットはガス側です

よくガス漏れを気にして
思いっきり締めている切断機がありますが、
あまり強く締めるとねじ山が破損いたしますので
力加減など注意が必要です。

現在良く流通しているタイプ

製品の種類

・小池、田中タイプ
・ 千代田タイプ
・日東工器タイプ
・阪口タイプ
 
注意
メーカーが異なるとホース側の
カプラに取り付難いことがあります。

修理している現場の感覚からすると
ほとんどが

小池、田中タイプが70%

千代田タイプ20%

次に日東工器タイプ5%

阪口タイプ5%

特に【小池、田中タイプ】と
【千代田タイプ】【阪口タイプ】は似ています。
取付けられますが、
物によっては、 固い、取り付けが出来ない事があります。
(製品通しの摩耗ぐあいによります。)
 
メーカーでは同一規格とされています。
 
必ず同じメーカー同士のアポロコックを
使用することをお勧め致します。

色々なアポロコックがあります

↓よく使用される酸素アポロコック↓

↓よく使用されるガスアポロコック↓

正式にはプラグといいます。
一般的にアポロコックと言っても通じます。

【ただしガスバーナー ガス切断機についている】
アポロコックとお伝えください。

ガスバーナー ガス切断機をご購入されると
一緒に付属品としてガスホース直付けの
プラグが同梱包されています。

工場ではこちらを使うことがありますが、
建設現場などで持ち運びをしなくてはならない場合
ワンタッチの プラグを用意しなければなりません。

よく使用されているものは
小池酸素
酸素側【OP-1】
ガス側【OP-2】です。

 

何度もお伝えいたしますが、

取付時には左回し、半時計回しです。

中の構造は仕切りがなく
筒抜けになっています。

ガスの通りが良い!

ガスの通りがよくお勧めなのですが、
建築現場の安全で
厳しいところは
逆止弁付きのプラグ
逆火防止のプラグを付けることを
指定されることがあります。

逆止弁付きのプラグ

小池酸素では
逆火防止弁付きの
プラグがあります。

酸素側 ZOP-1
ガス側 ZOP-2(逆ねじ)

簡略化して書いております。

イメージでとらえてください。

逆火に強い ミニタックルの紹介です

逆火に強いフィルターが
入っています。

小型の逆火防止器です。

頻繁に逆火する現場では
時折交換して
ご使用ください。

フィルターが良いためガスの出方が
少々よくありません。
構造はZOPと似ていますが
フィルターが強めなので
ススで詰まりやすいのが難点です。

安全性は抜群です。

ガスの出が悪くなったら
アポロコック プラグを
疑ってみましょう。

用途に合わせて安全にガスをご使用ください。

小池酸素の製品プラグは ツインホースについている アポロコックも 小池酸素の製品を使用してください。

規格で統一されて互換性があるはずですが、
製品の消耗度によっては合わない場合があります。

小池酸素 → アポロコック
日酸TANAKA → Nコック
千代田精機 → チヨコック
日東工器 → ミニコック
阪口製作所 → サンロック

日東工器 ミニタックル ミニカプラは
大きさが全然違いますので
アポロコックへの互換ホースを
作るなどして対処して下さい。

メーカーそれぞれ若干の規格が異なります

 

大体のイメージです。
実際は細かいパーツが沢山入っていますので
絶対に分解しないでください。

ミニタックルはアポロコック内で火が止まります

逆火の多い現場では
ススが多くたまる
傾向にありますので

火口同様に適度な間隔で
交換するようにしましょう。

消耗品です。

火が出なくなったと思ったら

内部のアルミのフィルターに
ススがたまりこんでいるケースが
多く見られます。

ススがたまり切るとガスがでません

弊社は業者なので分解する時もありますが、
一般的には分解できません。

大変危険です
分解しないでください。

定期的な交換をすれば
小池酸素 ミニタックルは
優秀なアポロコック プラグです。

アポロコックの締め付け

アポロコックはガスが漏れるからと
言って強く締めるのは厳禁です。
強く締めると切断器側のネジが壊れます。
馬鹿力で締めないこと
 
切断器のネジの摩耗度によっては
 どうしてもガスが漏れることが
 ありますので
 
そのときは、シールテープを巻いて使用して下さい
通常はシールテープを巻きません。

 


 

コメント

  1. […] やさしいガスバーナーの教科書 その3 アポロコック編 […]

PAGE TOP
モバイルバージョンを終了