ガスゲージ 使い方
ガスゲージは高圧の酸素ゲージ
低圧のアセチレン LPゲージがあります。
他にもメタンガス、水素ゲージ等あります。
酸素ゲージ 一般的な使い方
酸素ビンに取り付けます。
取り付けるときは酸素ゲージの取り付け口を
きれいな布で一旦拭きましょう。
ガスゲージはほこりに弱いです。
真ん中のまるい部分が調整ハンドルです
酸素ビンに取り付けて酸素ビンのガスコックを
ゆっくり開けます。
ガラスが割れて飛んできます。
1次側のメーターが
大体13mpaから15mpaくらいになります。
回す量に応じて2次側のメーターが上がります。
酸素ゲージの通常の圧力
通常は
1次側は大体13mpaから15mpaです。
2次側は0.5mpaに合わせます。
酸素ゲージの使い方
1.0mpaを超えると安全弁が働きますので
余分な酸素が外気に放出します。
※周りに火の気があると盛大に燃え移りますので
注意が必要です。
アセチレンゲージ一般的な使い方
アセチレンゲージの通常の圧力
通常は
1次側は大体1.3mpaから1.5mpaです。
2次側は0.03mpa以下に合わせます。
通常は0.02~0.03mpaです。
切断する母材の厚みによってガスの量を変えてください。
注意 調整ハンドルを大きく開けない
酸素ゲージとは違い圧力が弱いので
ハンドルは少しづつ開ける事
急に大きく開けると圧力メーターが壊れます
ガスの調整
2次側のガスの量が多くなってしまった場合
ガストーチのガスバルブを開けて、
圧力を逃がし、
普段使うガスの量に調整しましょう
アセチレンガスのゲージは安全弁がありません
調整バルブを開けると
ゲージの中にガスが流入したままですから
余り開け過ぎないという事を強く意識してください。
LPガスゲージ(プロパン)の使い方
LPガスゲージ(プロパン)の通常の圧力
通常は
2次側は0.03mpa以下に合わせます。
通常は0.02~0.03mpaです。
切断する母材の厚みによってガスの量を変えてください。
注意 調整ハンドルを大きく開けない
酸素ゲージとは違い圧力が弱いので
調整ハンドルは少しづつ開ける事
急に大きく開けると圧力メーターが壊れます
誤って調整ハンドルを大きく開けた場合
低圧用の圧力計は急激な圧力の流入に耐えられません。
内部のブルドン管がパンパンに膨らんだあと、
しぼむと元に戻りません。
この時メーターの針は一回転以上回っているはずです。
分解してみるとこの様な形です。
ブルドン管が壊れますのでメーターの針が
おかしな方向を指しているはずです。
酸素ゲージとの圧力の違いを認識してください。
作業終了後
LPガスのゲージは安全弁がありません
調整バルブを開けると
ゲージの中にガスが流入したままですから
余り開け過ぎないという事を強く意識してください。
ガスゲージ 使い方 重要注意点
調整時は ガスゲージの
真正面に立たない、
真正面からのぞき込まない
ようにしてください。
最悪ガスゲージの操作ミスで
圧力計が異常な内部圧力で
吹き飛び
圧力計のガラスが割れて
飛んでくると事があります。
過去の事故の例で
失明された方もいます。
今は圧力計のカバーはアクリル製ですが、
こういった例もあるという事を
覚えておいてください。
熱が、かかります。
最悪、圧力弁が溶けます
特に高圧、酸素ゲージの取り扱い
注意してください。