分かりやすく解説 ガス漏れ修理 ガストーチ ガスバーナー 【針弁の研磨】 - コンプレッサー修理 ガス切断器 圧力調整器 東京都【藤井商店】

分かりやすく解説 ガス漏れ修理 ガストーチ ガスバーナー 【針弁の研磨】

ガスバーナー 針弁の研磨

最初にお伝えします。

ガスバーナーの 針弁の研磨は 熟練を要します。

 

針弁の研磨には【旋盤】か【卓上ボール盤】を用います。

※卓上ボール盤で挟んでぶれるようだったら

旋盤を導入する。

混合バルブからガス漏れがしている針弁は

針弁の段付き、劣化、傷が原因であるので

旋盤で挟んでやすりで

削って傷を取り、再度きれいな針を作る

つるつるになるまできれいに段付きを削る

修理の方法

 

針弁の漏れはインジェクターとのあたりが悪いことが原因です。

 

混合バルブ(針弁)を外してよく観察する

使用していたお客様の癖によりますが、混合バルブを強く締めすぎる方の

針弁は相当に傷だらけである。

また、作業現場が埃まみれ、砂だらけという現場もあるが

そういった針弁にも砂が付着しているので針に砂が付いていることがある。

ひどい傷は相当に研磨する覚悟が必要。

削ってみて目視で黒い線があるような状態は研磨が足りない。

外す際の注意

1.真鍮ワッシャー、Oリングが入っているので向きや順番を覚えておく。

2.外すとき本体のねじ、ナットのねじの状況を見る

3.ナットの裏側にあるテフロンの有無を確認する。

(入っていない機種もある)

4.針の傷を確認する。

5.拡大鏡でよく見て傷があるようならそこからの漏れが発生している確率が高い。

6.グリスや、ススで汚れているので予め本体にタップを通したり、針をよく掃除しておくこと。

M7×P1.0 M7×P1.25

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まとめ

針の研磨はすり合わせの時に先端から3~5ミリくらい下がったところに
あたりが出るのが最も良い。
※インジェクター入口付近であたりが出るは良くない。

あたりの大きさも2ミリくらいに
わたって、あたりが出ているようだと
漏れの可能性が少ない。

 

バルブが折れたらガスバーナーはつかえません
バルブが折れたら ガスバーナーはつかえません 良くバーナーのハンドルが折れたから 一式下さいと言われることがあります。 良く言われる事ですが 誠に残念ながらバルブとハンドルだけ お渡ししてもガス漏れは止まりません。 折れたら諦めて下さい。 加工が必要です。 なぜか? 元々着いていたバルブを見ると、傷が付いています。



 

 

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