スターターロープがもどらない
江戸川区 有限会社 藤井商店
藤井直樹と申します。
@fujii_shoten
江戸川区で中古機械販売
コンプレッサーの修理
ガスバーナーの分解修理を
専門に行っています。
発電機を使ったときのトラブル
発電機を使おうとして
いざ、スターターロープを引っ張ったとき
こんなことはありませんか?
すごく頭にきますよね?
しかし発電機を長く使っているときと
よくあるトラブルです。
まずは一旦落ち着きましょう。
その発電機は修理しない限り
使用できません。
どちらにしても発電機を分解して原因を
確認しないとわかりません。
相手は機械です。
黙ってみていても
なおりません。
●発電機のスターターロープが戻らなくなった
これはリコイルスプリングのバネが
切れた症状です。
リコイルスプリングの形状です。
このバネが切れるとスターターロープが
戻りません。
つまり、発電機が使えない状況になります。
発電機のスターター故障の症状は2つあります
●発電機のバネが途中から折れた
一番良い方法
切れたリコイルスターターは戻したり
ロープを巻いたりする作業が大変です。
仕組みを知っていれば かんたんに交換することが出来ますが、
一番めんどくさくない方法は
あなたが、ご使用のメーカーに
発電機のスターターリコイルアッシーを注文することです。
ちなみに下記はロビンエンジンの
スターターリコイルアッシーです
各メーカーで発電機用の部品を出しているので
分解して組み付けるだけで直ります
7年を過ぎた発電機のリコイルスターターASSYは
入手が出来ないかもしれません。
部品が入手出来ない場合
その場合は部品別に
入手しなければなりません。
リコイルスターターで
amazonで検索すると
沢山出てきますので
スターター部分を分解して
コイルの巾、全長を測り
にかよっている部品を探します。
運が良ければあなたのご使用の
発電機のリコイルスターターASSYが
見つかるかもしれません。
みつからない場合
真ん中のボルトを外して
点検しましょう
発電機のリコイルスターターの仕組みはこちらになります。
各メーカーごとに形状が違いますが、
原理は一緒です。
ひもの交換
発電機リコイルスターターの原理
コイルはカバーの中で
(適度に巻かれて)ゆるんだ状態で
装着されています。
ロープを引っ張るとコイルが縮みます。
ロープを放す事によって
縮んだコイルが
元に戻るので
スターターロープが中に戻ります。
発電機 コイル取り付けの注意
リコイルは適度に巻かれて縮んでいる状態です。
そのためばらけないように
針金で固定されています。
必ずカバーの中で外すようにすること。
※取付ける前に不用意に針金を切ると
コイルが広がりますので後で
巻き付けるときに大変です。
外側に飛び出している
引っかかりがある方が
外側のカバーに付ける方
ロープを巻く部品に付ける方です。
取付け方法
リコイルスターターのカバーと
ロープが巻き付いている部品に
リコイルのバネが入ります。
それぞれ引っかけるところがありますので
注意して取付けます。
元に戻してロープが格納されている部品を
取付けるだけです。
確認しましょう
本体に取付ける前に
ロープを引っ張って戻るか
確認してから
取付けましょう
真ん中の取り付けねじを
締めるのを忘れないで下さい。
機種によってはもう一個スプリングが
ある場合があります。
発電機のスターター修理 まとめ
出来ることはなるべく
あなた自身で行いましょう。
スターターロープの交換は
結構時間がかかります。
なるべくスターターアッシーで
購入した方がラクです。
外側に発電機のスタータアッシーがある場合
工賃としては
このようなタイプの発電機の
スターターアッシー交換で
5000円です。
(部品代別)
作業的には外側から付けられるのでラクです。
内側に発電機のスターターアッシーがある場合
このようなタイプだと
内部まで分解しないといけないので
工賃で20,000円位頂きます。
ロープ、スプリングの交換も
大体20,000円はかかると思います。
かんたんなのですが時間がかかります。
なるべくご自身で作業された方が良いです。