トーチ バーナー 安全点検 方法
各地域でガスバーナーの呼び方が
異なることに気が付きました。
ガスバーナーの呼び方
【トーチ】 【吹管】 【ガストーチ】と
呼んでいる地域もあるようです。
こちらの地域ではガスバーナーで呼称が
統一されていますので
情報を発信しても届きません。
こんな症状はありませんか?
使用していて火が安定しない、
パチン逆火が続くなどの症状は経験していませんか?
ガスを使うトーチ(バスバーナー)は
修理前に安全点検が必要です。
点検方法
準備
出来ればコンプレッサーの空気が
望ましいです。
酸素ガスでも構いませんが引火性が
強いので万が一を考え【コンプレッサーの空気】の
使用をお勧めします。
・トーチ(バスバーナー)
・コンプレッサー
・水の入った深めのバケツ
・点検治具 (器頭をふさぐキャップ)
順番
これらを締めて水の入ったバケツに
器頭から入れてみましょう。
器頭から気泡が出てこなかったら
吸込み管(混合管) バルブ部分 持ち手に 気泡が出てこなかったら
OKです
器頭をふさいで点検しましょう
ガス漏れ検査治具を
器頭に取り付けます。
取り付けたら、
これらを全開(開いた状態にして)
器頭から水の入ったバケツに突っ込んでください。
※器頭の治具からは少し漏れますが
強く締めないようにしてください。
泡の出る箇所に注目してください。
銀ろう付け部分に注目して下さい。
※緑色の部分
持ち手のはんだろう付け部分に注視してください。
修理が必要です。
気泡が出ていたら修理が必要です
逆火の危険性が高まります。
まともな炎が出ません。
いずれの場合も修理が必要ですが、 もう少し確認してみましょう
締め付けの力加減、Oリングの状態確認等
再度取り付けには知識が必要です。
バルブのどこから漏れているか確認する
この状態で各バルブを閉じて
水の入ったバケツに突っ込んでください。
混合バルブからの気泡
中身はこのような形です。
針弁で制御されているので針に傷がつくと漏れます。
高圧バルブからの気泡
中身はこのような形です。
傷が入っているのがわかりますでしょうか?
同様にトーチの本体の中の穴も傷ついています。
加工しないと直りません。
漏れにつながります。
ガスバルブからの気泡
ガスバルブの気泡も同様です。
加工しないと直りません。
漏れにつながります。
これを強く認識してください。
バルブのねじ部からの気泡
バルブの中にはゴム製の耐熱Oリングが入っています。
またナットの裏にはダイフロンのパッキンが入っています。
順番がありますので、
必ず構造を理解してから交換作業してください。
修理方法
修理方法は順番道理に 行っていけば
それほど難しい物ではありません。
2.持ち手 はんだろう付け
3.バルブの再研磨、または交換、加工
たったこれだけで直ります。
銀ろう付け、はんだ付けは
すぐにマスターできます。
バルブのすり合わせ
部品の選択方法は多少難解ですが、
私が表をまとめておくので
それほど苦労はないと思います。
一歩ずつクリアすればできてしまいます。
中型ガス切断器 ガス漏れ検査治具 M13.5 逆火 安全管理 事故対策
ガスバーナーをご使用の方は
逆火が不安です。
この方法で未然に不良製品を
使用することがなくなります。
製品のねじ山は
中型切断器用 M13.5
A型切断器用ではありません。
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