【必読】コンプレッサーが動かない 症状 原因 は電圧降下?延長コードの落とし穴とは - コンプレッサー修理 オーダーメイド復刻部品製造 ガス切断器 CAD製図 / 東京都 江戸川区 藤井商店

【必読】コンプレッサーが動かない 症状 原因 は電圧降下?延長コードの落とし穴とは

延長コードはダメ エアコンプレッサー
延長コードはダメ

先日、ある読者の方から「100Vのコンプレッサーが動かなくなった」
というご相談を受けました。

電源は入っているのにスイッチを押しても動作しない、
配線も特に傷んでいるようには見えない……
すぐにブレーカーが落ちる。とのこと。

詳しくお話を伺っていくと、
使っていたのはホームセンターで買った一般的な100V用の延長コード。
しかもコンセントから距離があるために、
5メートルのコードにさらに30メートルをつなげて使用していたとのことでした。

これはまさに「延長コードの過剰使用」によって
発生した典型的なトラブルです。

電圧降下【ドロップ現象】がおきているからです。

この記事では、なぜ延長コードの使いすぎが
電気製品の不調や事故の原因になるのかを解説しつつ、
正しい使用方法や安全対策を詳しくご紹介します。

電気は便利だが「扱い方を間違える」と危険

電気は現代生活において欠かせないインフラですが、
その取り扱いには十分な注意が必要です。

特に100Vの家電製品や機器を使用する際、
安易に延長コードを多用することは、
以下のようなさまざまなリスクを伴います。

延長コードの過剰使用がもたらす危険性

1. 電圧降下による機器の不調

延長コードを長くすればするほど、電線内で電気抵抗が増えます。
結果として「電圧降下」が発生し、
電気製品が必要とする100Vを十分に得られなくなります。

コンプレッサーのようなモーターを搭載した機器は、
特に起動時に高い電力を一気に必要とします。

電圧が不安定だと、起動できなかったり、
動いても途中で停止したりします。

ブレーカーが飛ぶと言うこともあり得ます。

最悪、モーターやコードから火を噴きます!

 

これが、冒頭でご紹介した
「コンプレッサーが動かない」というトラブルの原因です。

延長コード バツ

延長コード は使ってはいけません。

電工ドラム

電動ドラム、コードリールは最も使用してはいけません。

2. 発熱・発火のリスク

延長コードを複数本つなげて使用すると、
電流の流れる距離が長くなるぶん、
コードが発熱しやすくなります。
被覆が劣化すれば、ショートや火災の原因になりかねません。

特にワット数の高い機器(電子レンジ、電気ストーブ、掃除機など)を
長い延長コードで使用するのは非常に危険です。

3. 転倒・感電事故

床に延ばされた長いコードはつまずきの原因になります。
万が一、足を引っ掛けてプラグが抜けかけた状態で通電すると、
感電のリスクもあります。

特に高齢者や小さなお子さんがいる家庭では細心の注意が必要です。

家電製品ごとの適切な使い方と延長コードの選び方

■ 消費電力が高い家電は「壁のコンセント」直結が原則

高出力の製品、たとえばドライヤー(1000W〜1200W)、電子レンジ(1000W以上)、
電気ポットなどは、延長コードを使わず壁のコンセントに
直接つなぐのが安全です。

延長コードの最大許容量(一般的に1500W)をすぐに超えてしまうからです。

どうしても延長コードを使用する場合は、
製品の消費電力に対応した
定格容量のコードを選ぶことが絶対条件です。

■ 消費電力の小さい機器なら適切な使用でOK

スマホの充電器、LEDスタンド、
パソコンのモニターなど、消費電力が低い製品であれば、
正しく選んだ延長コードで問題なく使用できます。

ただし「タコ足配線」には注意しましょう。

 

コンプレッサーは消費電力が高いです。

安全な延長コードを選ぶための5つのポイント

  1. 使用する製品の消費電力に合った「定格容量(W数)」を確認
  2. 必要な長さを超えない短めのコードを選ぶ
  3. PSEマークなどの安全規格に適合している製品を選ぶ
  4. コードやプラグ部分に傷・熱・変形がないかチェック
  5. 差込口が適正な数で、タコ足配線になりにくい構造か確認

特に屋外で使用する場合は、
防水機能付きの延長コードを使用することが大前提です。
屋内用を屋外に使うと、
湿気や水分によって漏電・感電のリスクが急増します。

延長コードより「正しい電気配線」のすすめ

延長コードを日常的に使い続けている家庭や職場では、
そもそもコンセントの配置が適切でない可能性があります。
もし可能であれば、電気工事士に依頼して
コンセントの新設・移設を検討するのがおすすめです。

初期費用はかかりますが、
長期的に見て「安全・快適・信頼性の高い」環境が得られます。

 

藤井商店ではお客さまのご要望により
コンプレッサーでも3Mまで大丈夫な
延長コードをつくります。
※お問い合わせ下さい

延長コードの適切な管理と点検で安全性を確保

すでに使用している延長コードがある場合は、
以下の点検を定期的に行いましょう:

コードの被覆にひび割れ、熱変色、ベタつきがないか

プラグの差込口が緩くなっていないか

使用していないときは巻いてホコリや重みを避けて保管

ドアの隙間や窓に挟んだり、家具の下に敷いたりしない

少しでも異常を感じたら、新品に交換するのが鉄則です。

まとめ:延長コードは「一時しのぎ」と心得よう

延長コードはとても便利ですが、
本来は「仮の配線」や「一時的な対応」のためのもの。

恒久的な使用を前提にしてはいけません。

特に今回ご紹介した「コンプレッサーが動かない」ケースのように、
モーターを使った機器や高出力製品では、
延長コードの使用が直接的なトラブルにつながることもあります。

コンプレッサーが動かないばかりではなく、
加熱によるモーター火災、コードリール火災などがおきます。

電気を安全に使うために大切なこと:

延長コードは「必要最低限」「正しく選ぶ」「正しく使う」

コンセントの配置を見直し、配線を最適化する

日常的な点検と管理でトラブルを未然に防ぐ

身近だからこそ油断しがちな「延長コード」の使用。
今一度、ご自宅や職場の配線環境を見直してみてはいかがでしょうか?

安全な電気の使い方を心がけ、大切な家族や仲間の暮らしを守りましょう。

 

 

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