コンプレッサーオイルの適量
江戸川区 有限会社 藤井商店
藤井直樹と申します。
@fujii_shoten
ここでは
普段、コンプレッサーを
整備している観点から
コンプレッサーオイルの適量
について
ご説明いたします。
この記事を読むと正しいコンプレッサーオイルの適量
焼き付きにくいコンプレッサーオイルの適量がわかります。
是非最後まで読んでください!
コンプレッサーオイルはどこで点検するか
コンプレッサー圧縮機についてる
レベルゲージ(オイル点検窓)で確認します。
コンプレッサーをあまりマメにに点検しない工場
上部に空気の玉一つ残る分くらいまで
オイルを入れましょう。
メーカーで推奨しているエアーコンプレッサーオイルの適正量(オイルレベル)
(オイル点検窓)の半分くらいを
推奨しています。
コンプレッサーを使用している
ユーザーの管理は様々です。
コンプレッサーオイルを多めに入れると
多少オイル注入口からオイルが
にじんで出てくることが有ります。
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なぜコンプレッサーオイルを多めに入れるか
焼き付防止のためです。
コンプレッサーは車やバイクと同じで オイルが命です。
焼いてしまったら大きな修理になります。
多少オイル注入口からオイルがにじみ出ることは
有りますが、焼き付きよりはイイでしょう。
コンプレッサーの状態によっては
圧縮機のピストンやピストンリングが
劣化してオイルが多く減る傾向があります。
あまり点検しない工場では
少ないオイルでは不安があります。
オイルを多く入れるのはその対策のためです。
圧縮機の熱や他の要因で オイルはすこしずつ減ります。
オイルの汚れに気をつける
これではオイルが汚れすぎで入っているか
いないかもわかりません。
コンプレッサーを壊すことになります。
オイルレベルゲージが汚れていたら
オイル交換口はネジキャップになっている物と
ニップル(管用ネジ式)になっている物があります。
事前に廃油を捨てる容器を準備をする
必ずコンプレッサーの周りに
オイルが飛び散って
汚れないように
養生をしましょう。
オイルが飛ちった後では掃除が大変です。
オイルが大体で切ったら
オイル注入口のキャップを開けましょう。
※キャップを開けることによって
圧縮機の真空状態が緩和されるので
オイルが出やすくなります。
オイルレベルゲージを外しましょう
大体がねじ込み式になっているので
反時計回り(左回り)に回せば外れるはずです。
固ければCR-Cの潤滑剤を浸透させましょう。
オイルレベルゲージ掃除の仕方
裏側からそおっとマイナスドライバーで外します。
強く外すとプラスチックの部品が割れてしまいます。
外れたら薄い洗剤で拭きましょう。
強い洗剤だと文字盤や位置決めの線が
消えてしまいます。
汚れがとれればOKです。
これで新たにオイル注入をすれば大丈夫です。
オイルレベルゲージ 想定外のアクシデント
オイルレベルゲージは
コンプレッサーのメーカー、型式によって
様々です。
オイルを止めるのに、
Oリングが使用されている場合もあります。
日頃からオイルレベルを管理しておけば問題がありませんが、
機械の劣化でOリングが切れている場合があります。
※外側からではOリングの劣化はわかりません。
この場合オイルが漏れるので、
気がつかないうちにオイルが
なくなっていることもあります。
コンプレッサーの圧縮機は焼けてしまいます。
コンプレッサーのオイルを排出した後
新しいオイルを入れましょう。
古いオイルや、汚れたオイルは
絶対に使用しないで下さい。
ヒロバ・ゼロ コンプレッサーオイル 【油圧 作動油 ISO VG.68】 4L GZAL64
ヒロバ・ゼロ コンプレッサーオイル 【油圧 作動油 ISO VG.68】 18L GZAL68
オイルはコンプレッサー圧縮機の生命線です
定期的にコンプレッサーの
オイルレベルを点検するように
心がけましょう。
👇ご購入頂いた後ご連絡を下さい👇
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