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ガスバーナー 点検方法 修理品の確認 分解まで
修理品の確認
お客様から修理品を預かるときの注意点
点検手順
- お客様の荷札、客先を記録する。(入荷した日にち、お客様のお名前など)
- 商品を軽く布で拭いて、製品の状態を確かめる。
- 各バルブを回してバルブ状態を確認する。
- 吹管の曲がりがあるときはあらかじめバイスに固定し曲がりを直しておく。
- エアコンプレッサーに空気をつなぎ、高圧バルブ、混合バルブを回してみる、特にガスバルブの吸込み状態を確認する。
水没させて気泡の確認
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- 水を張った深めのバケツを用意する
- 高圧バルブ、混合バルブを全閉にして、ガスバルブを閉じる。
- 器頭から水を張ったバケツに入れる。
- 器頭から気泡が出ていたら、高圧バルブ、混合バルブの異常が考えられる。
点検治具を取り付ての確認
- 切断機の器頭に点検治具を取り付ける。
- 水を張った深めのバケツを用意する
- 高圧バルブ、混合バルブを全開にして、ガスバルブを閉じる。
- バケツの水につけて各部気泡を確認する。
- ガスバルブを閉じて気泡が出たらガスバルブの異常である。
点検で注視する点
- 器頭付け根、銀ろう付けしてある、混合管、高圧管の気泡を確認する
- 高圧管と本体の付け根の気泡を確認する。
- 銀ろう付けしてある、吸込み管の付け根を確認する。
- 高圧バルブ、混合バルブのねじ類からの気泡を確認する。
- 持ち手が金属の製品の場合持ち手の上下は、はんだ付けなので注視する。
- 最後にガスバルブを開けたり締めたりして、漏れを確認する。
- 気泡が出ていたら修理の対象である。
各部点検して異常を確認した部分を記載しておく
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- 異常部分は記載しておきましょう。
分解確認作業
- 本体と器頭、混合パイプ、高圧パイプは簡単に外れるので外します。
- 外した後、再度バケツにつけ、高圧バルブ、混合バルブ、どちらに漏れがあるか確認する。
- 修理する順番はその時に都合のいい方から始める。
- どちらかというと本体、周り、各バルブ、ろう付けから修理した方が良い