ろうが母材にぬれるとは
ろう付けで玉のようになってしまって
失敗したことはありませんか?
ここではろうの溶け具合のかんたんな説明です。
ぬれがイイ ぬれが悪い
今、自分がやっている現象を知ることが大切です。
ぬれの程度は【ぬれ性】は固体上(金属の表面)に
液体(ろう材)を置いたときの広がりでわかります。
金属をぬらした時の条件です
👇金属をぬらすとは👇
フラックスをつけて母材を温めた状態
よく、ろう材が付かない言っているのは
このような状態になっています。
ろう材が点でしかつかない
これは母材の温度が低いときによくおこります。
”ぬれ”を数値化する
数値化はあまり意味がありませんが
予備知識としてご参考にして下さい。
母材がぬれていない
母材がぬれていないと下記のようになります
母材がぬれていない
数値といては 90°>θ>180°です。
母材がぬれる ぬれないの 限界
ぬれる ぬれないの 限界
数値といては θ>90°です。
母材がぬれている
母材がぬれた状態
数値といては θ<90°です。
ぬれ現象は液体が変形する現象です
難しい表現ですが
エネルギーの総和が小さくなるところでぬれは止まります。
ぬれがいいとは
母材との接触角度(θ)が小さいと言うことです。
ろう材 拡張ぬれ
ぬれが良いと液体は固体状を限りなく広がります
このことを拡張ぬれと言います
ろう付けのが出来ないとき(まとめ)
ろうが広がらないときは下記を よく確認してください。
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母材がよく暖まっていない。
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フラックスがよく付いていない。
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金属の上に汚れがあるとろうが密着しない(はじく)
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