部材の切断面は荒くなる傾向があるため、
作業者の熟練度に影響されます。

ガス切断における熟練度とは、
以下で判断します。

また、ガス切断は直線だけでなく、
曲線や円など比較的自由な形状に
切断が可能です。

ガス切断機を使用することもありますが、
まだまだ細部までは対応できないため、
熟練の職人が必要とされる場面もあります。

ガス切断は他の切断方法

(アーク切断、プラズマ切断、レーザー切断)に
比べると切断速度は遅くなります。

また、ガス切断は部材を切断している時に
火花は出ますが閃光は飛びません。

トーチには以下の3つのバルブがあります。
まず、この3つのバルブが閉まっているか確認しましょう。

予熱をする火をつくるため、
予熱酸素バルブを開きます。

火の目安として、
トーチの噴出口から出ている青い火が
1cmくらいの長さになる
まで調節してください。

火の調節が終わったら、
母材の切断をする箇所を熱します。

火を当てている箇所が赤くなってきたら、
そのまま火を当てながら
切断酸素バルブを開きましょう。

酸素を当てた瞬間から
燃焼が始まりますので、
切断する形に沿って
火口を移動させましょう。

大まかに手順1から手順4までを逆の手順でやっていきます。

ガス切断をする際のコツは以下2点です。

ガス切断の特徴や方法について解説しました。
資格を取るのは比較的容易ですが、
ガス切断では危険物を扱います。

大やけどをしたら、しばらく仕事が
出来なくなる恐れもあります。

やけどの症状によっては従来の保険では

カバーできないこともザラです。