バケツの水があなたを救う
ガス取り扱い講習の時を覚えていますか?
カス切断をしている
あなたはガス取り扱い講習を
受けているはずですが
講習の内容を覚えていますか?
ガス切断の作業するときに
バケツの水を用意していますか
おそらく覚えていない方が多いのではないでしょうか
ガス機器の取り扱いには十分に注意しましょう
日本のメーカーのガス機器は安全です
しかし取り扱いを間違えると壊れてしまいます。
たとえて考えてみましょう
例えばあなたがディスクグラインダー
を使う作業をしていたとしましょう。
なかなか削れなくて、
作業を続けていると
本体が熱くなってきます。
グローブをしていても
手がやけどするくらいに
機械本体が熱くなってきた瞬間
ディスクグラインダーが
完全に壊れたことはありませんか?
これと一緒です
いくら丈夫な日立やマキタの
ディスクグラインダーでも使用率
(何分使ったら何分休ませる)を
超えて使うとプロ用の工具でさえ
壊れます。
中が焼けてしまうのです。
ガスバーナーはどうでしょう?
ガスバーナーは電機を
使用することがありません。
炎を噴射する装置ですが
過度な熱には弱いです。
なんで?って思われた方
もう一度ガス講習の教材を読んでください。
ガスバーナーも熱には弱い
これは通常の状態です
鉄を切断するためにガスを噴射させます
そのまま長時間使い続けると、、、
熱でガスが不安定になるのです
逆火の前兆がはじまります
火口、器頭全体に熱が帯びます。
パチン逆火の始まりです
何度もパチン逆火が続いたら
火口を交換しましょう
これは基本中の基本です。
なぜパチン逆火が始まるかというと
長時間ガス切断をすると
火口や器頭全体が猛烈な熱さになり
ガスが安定しなくなるからです。
対処方法
ガス講習ではガス切断の時には
必ずバケツに入った水を用意しろと書かれています
バケツに入った水は何も火事になった時に
使用するだけではありません
熱くなり過ぎた火口、器頭を冷やすのです
冷やす順番がありますので注意してください
火口、器頭の冷やし方
- 火を一旦止める
- 酸素高圧、混合ガスを安全を確認してしばらく噴射する
- すこしずつバケツの水につける
この時いきなりバケツの水に突っ込まないでください。
いきなり冷やすのは危険
酸素を噴射して火口、器頭の温度を下げるのです。
それから徐々に水につけて冷やします。
いきなり付けると
かなりの温度差がありますので
器頭が割れる場合が
大いにあります。
あなたは保険に入っていますか?
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もしあなたが派遣や短期雇用で
ガス切断をしていたら
万が一のやけどで
仕事が出来なくなる恐れがあります。
今は社会情勢が不安定で
いつ仕事が切れるかわかりません。
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真っ先に雇用を切られる場合があります。
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現代の働き方です。
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まとめ
炎を噴射する機器ですから
大丈夫なように作られております。
しかし、その他の機器と一緒で
使い過ぎは壊す原因の元になります。
- パチン逆火は本逆火の兆候
- パチン逆火が始まったら器頭や火口が高温になり過ぎている
- ガスが不安定な状況
以上を参考にしてください。
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