Harley Davidson Panhead Open primary オープンプライマリー分解

オープンプライマリー

 

今では車でもバイクでも当たり前に使われていますが、

カスタムパーツとして

かなり前から売り出されていました。

 

本来の取り付け

 

本来ここはチェーン駆動で

外側に金属のカバーが付いております。

しかし、チェーンが良くたるむという現象がおき

金属のカバー内で走っている時に

チェーンと干渉してガチャガチャ音が

うるさいことがあります。

 

この当時はまだチェーンテンショナーが無く

チェーンを調整するには

ミッションごとタイヤ側にずらさなければ

なりません。

 

一度伸びたチェーンは中だるみしてしまうので

また音がし始めます。

ダメな場合は新品のチェーンに交換するしかありません。

利点

 

1970年代にチョッパーブームが起きました

その時にオープンプライマリーベルトが流行りました。

 

ベルトの中に当然ワイヤーが入っていますが、

これは熱に弱いです。

対策をしないでカバーを付けると熱によって切れます。

 

利点は カッコいい事です

 

カッコいいだけではありません。

ベルトは力の吸収がありますので、

1時側(エンジン)から2次側(ミッション)に力が加わる時

干渉材代わりになりエンジンやミッションの余計な力が分散されます。

特にシフトチェンジした時に

強い力が瞬時に加わりますので、よくわかります。

とても静かです。

エンジンに優しいです。

 

注意点

 

軽快に走っていてある時に、

ジーンズの裾をベルトに引っ掛けたことがあります。

そのまま巻き込まれ、危ういと思いましたが、

運よく、事故を起こさず

ジーンズの裾が切れて助かったことがあります。

かかとにぶつかって軽いけがで済みましたが、

外側にベルトが回っていると危ないですね、、、

足ごと巻き込まれたら、、、

 

想像したくないです。

 

整備するときはエンジンをかけないでください。

 

取り付け方の勘違い

 

良くオープンプライマリーベルトを

ぱんぱんに引っ張って

全く余裕のない状態の車両を見ますが

意味のない行為です。

 

※むしろエンジンもミッションも痛みます。

 

1センチから2センチくらい

少したるませた方が良いです。

 

※私が仕事でやっているコンプレッサーの整備

ベルト貼りもこのくらいたるませます。

たるませないとモーターが

焼けたり、圧縮機が壊れたりするからです。

 

バイクも一緒です。

 

オープンプライマリーベルトが良く切れたと

聞きますが、私は一回も切れたことがありません。

 

必ず適度にたるませて取り付けてください。

 

ベルトも2種類くらいあります

 

それとベルト用スプロケット、プライマリーシェルも

カスタム様に2種類くらいあるのでそれぞれ合わせて

購入しましょう。

 

ベルト内のかみ合わせ部分、コマ数がちがいます。

スプロケット、プライマリーシェルを買ったけど

ベルトが合わなかったなんて聞いたこともあります。

 

スプロケット、プライマリーシェルで加速感が変わる

カスタムとして楽しいパーツです。

 

Open-primary

テーマ:

 

オープンプライマリーを外しました。

※本来はベルト回り止めの工具をかませてから

外す個所です。


ナットは周り止めがないとまわせないので、
マキタのインパクトを使いました。
駒のサイズは27でした。
恐る恐る3発でまわしました。

本当はインパクト禁止の場所らしいです。

すっきりとこれで次の作業に移れます。

 

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