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ガスバーナー 不良 ガス漏れの判断
ガスバーナーを使用していて
常に使用している人はガス漏れに敏感です。
ガスのビンを開けてさあ点火と言うとき
なにかどこかでシューシュー音がしている
こんなのこでガス漏れがわかるはずです。
ガスバーナー 不良 ガス漏れの判断
先端、器頭をバケツにはった水につけて
バルブを全部閉じて気泡が出るか確認しましょう。
気泡がでるようでしたら
各対処が必要です。
水に浸けるとはっきりとガス漏れの位置がわかります
混合バルブから気泡が出る場合
高圧バルブから気泡が出る場合。
それぞれに対処方法が異なります。
ガスバーナーは扱いが手荒くなりがちです
ガスバーナーは扱いが手荒くなりがちです。
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バルブの閉め方の癖
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使用中の癖
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使用後の管理の仕方
ガスバルブからのガス漏れ
これは2通りありますが
多くはガスバルブのナットの締め付けが
ゆるくなることです。
ナットが緩んでいる
固着ボルトの外し方の説明でもしていますが、
固く締め付けても細かい衝撃で
ボルトは緩んできます。
固着したボルトの外しかた プロのあの手 この手
1.まず冷静になりましょう いきなり全力の力で回さない。2.少し回るのであれば8分くらいの力で回してみる ボルトやナットは取付けるときスパナで 頭を左手で押して回します。3.ボルトの頭や周りをたたいてみましょう ネジの固着は中でさびや異物がかんでいる場合が多いです。4.潤滑剤を散布しましょう 5.ガスバーナーであぶる ぼくは機械工具を修理する以前に
古いハーレーダビットソン、トライアンフ、BSAを
レストアしていた時期が長いので
その経験をバックアップさせています。
締め直しましょう
締め付ければガス漏れが収まりますが、
逆に強く締めすぎてバルブが
動かなくなってしまうことがあります。
バルブが適度に動いて気泡が漏れない
これがポイントとなります。
Oリングの劣化
これはガスバーナーの種類によって
異なります。
ガスバーナーは使用していると各部に熱がこもります。
Oリングやシールは熱に弱いです。
修理でお預かりしたガス漏れをしている
バーナーのバルブ周りを見ると
Oリングが熱で収縮しているのです。
これではガス漏れが収まりません。
バルブの穴に対して適度なゴムの弾力で
ガスが押さえられています。
Oリングが硬化するとガスがそのまま漏れてきます。
Oリングやシールの交換が必要です。
高圧管の付け根からのガス漏れ
ここにもOリングが使われています。
真鍮のワッシャーも使われていますので
漏れが生じるときはOリングを交換して
強く締め直す必要があります。
注意して欲しいこと
良く修理していると
ガスバルブ、高圧パイプのOリングの代わりに
シールテープで補修してある物が多いです。
おそらくその場しのぎだと思いますが、
基本的にガスバーナーではシールテープを使用しません。
例外的に使用する箇所はあります
シールテープは熱に弱いのですぐに縮んでしまうからです。
その場しのぎで使う分には致し方ありませんが、
それで長くは使用できないと思ってください。